アラフォー。バリキャリになるつもりがうつになりました

3000円のボールペンを買いなおした話ー到着編ー

cocoimablog

こんにちは、ここいまです。以前のブログで、一度捨てた愛用のボールペンを買いなおした、という話をしました。今回はその続編です。

 

この記事を書いた人

ここいま

バリキャリに憧れる仕事大好き人間だった筆者。仕事で自分を追い詰めた結果、心身の体調不良でドクターストップがかかりました。休職期間は1年以上に及び、大好きな会社を退職することに。5年弱の治療期間を経て寛解。現在は別の仕事をしながら「ことばで心は軽くなる」をテーマに発信活動をしています。

※当ブログに記載の内容は筆者の経験、私見に基づくもので、効果の保証をするものではありません。

ボールペン、到着

自分には不相応だ、もったいない!と会社の休職中に、長年使っていた私物を処分したのですが、その中に愛用していたボールペンも含まれていました。それを約5年ぶりに買いなおしてようやく手元に届きました。

3000円のボールペンを買いなおした話

仕事の休みの日に、自宅に届けてもらうよう指定をし、当日。自宅のチャイムが鳴るのを待っていました。そして到着。シンプルな段ボールを手渡されました。

まあ、こんなものなのですが、数百円のものも、数万円のものも、同じ段ボールで届くんですよね。なんか味気ない…と思っていましたが!

段ボールを開けると、丁寧に梱包された小さな箱が出てきました。そう、この文房具のブランドはきれいな紙の箱におさめられている。10年以上ぶりにその箱を見た瞬間、私は少しおじけづいちゃいました。

仕事で使うでもなく、私のただの自己満足なのに、こんないいものを使っていいのかなぁ?

自分に良いものを使わせる不安のようなもの

ちょっとドキドキしながら、紙の箱をあけて、ついに再会です。5年ぶり。同じデザインの色違いを買ったのですが、正解!めちゃくちゃカッコよい。マイナーチェンジしてるかも、一回り細くなった気がします。なので、再会というよりも、初めましての方がシックリくる感じ。

正社員じゃなくなってから、収入が減ったので、コスメも、服も、靴も鞄も、価格の面で言うとグレードダウンしてるので、その習性が染みついちゃったみたいです。自分に「高価なもの」「上質な物」を使わせることに不安、というか、やっぱり「もったいない」なんですよね。

こんな気持ちは過去にはなかったのですが。

まとめ

今回の記事は私の日記みたいなものなので、さっくりまとめです。

以前使っていたボールペンと同じデザインのものを頼んだはずでしたが、10年以上前に子のボールペンを手に取った時よりも嬉しさが強かったです。その理由はなんでだろう?と思った時に

✓これでいい、適当なものでいい。と、身の回りの持ち物を選ぶ癖がついていたことに気づけたこと

✓私にとっては高価な文房具を、何でもない日に購入できたという達成感

✓自分の気持ちにしたがって、自分が身に着けて心地よいもの、テンションが上がるものを選んでそれを手にしたときに、予想以上に「しっくりきた」こと

でした。心身の体調不良になる直前から、つい最近まで、上記のような気持にはならなかったのですが、自分の機嫌を自分でとれる、自分が本当に何を欲しているのかを理解し、行動できるようになってきたようです。

これはメンタルを病んだ人だけでなく、広く利他の心を持っている人、にも言えることだと思います。自分以外の誰かを優先するって美徳なんですが、それが自分の心のなかまで入りすぎてしまうと、本当の自分はどうしたいのか、とか、

自分のために時間やお金を使うことに罪悪感を感じるようになるのでは、と

私のまわりの「優しい人」を見るとそう思います。

ときどきは、自分ファーストで!

 

今日はここまでです。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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