こんにちは、ここいまです。
今日は、休職中の食事について、お話します。
筆者紹介
バリキャリに憧れた仕事大好き人間だった筆者。仕事で自分を追い詰めた結果、心身の体調不良でドクターストップがかかりました。休職期間は1年以上に及び、大好きな会社を退職することに。5年弱の治療期間を経て寛解。現在は別の仕事をしながら「ことばで心は軽くなる」をテーマに発信活動をしています。
うつ状態ってこんなイメージ
うつ状態の食事、といってもちょっとイメージが湧かないですよね。私も経験して初めて「こんな感じか、ヤバい!」と焦りました。
休職当時の私の感覚に近いのが、
・熱のないインフルエンザ。
・それに加えて、自分以外の存在(人間、動物、TVなどの情報含め)が全て自分を否定しているように見えたり聞こえたりする。
・上記の状態が数か月~数年単位で、しかもいつ回復するか分からない状態で続く。
こんな時に、自炊したり外食したりできますか?想像しただけで、かなり心細くなります。休職が決まった日、私はいつも飲むカフェオレとおにぎりを買って帰宅しました。そしてすぐにベッドに入り眠りにつきました。おにぎりを食べた後また寝て、次に起きた時に食べるものがなく、しかも熱のないインフルエンザ状態だったのです…。
このときほど「どこでもドア!」と願ったことはありません。
そんな感じで食料確保や、調理、お皿やコップの準備、食事後の後片付け。
もしくはできたものを届けてもらう。
調理しないでいいものを注文し、届けてもらう。
全然食欲はありませんが、服薬をしなくてはいけなかったので、何か食べないといけないということで、自分にできる方法を模索しました。
休職当時私がよく食べていたもの
それでは休職当時、私がよく食べていたものをご紹介します。
バナナ
ネットで調べてバナナを食べると良いと知り、バナナを食べるようにしました。バナナは皮をむくだけですぐに食べられるし、毎日食べてもお財布に優しい、またコンビニ、スーパー、ドラッグストアとあらゆるところで手に入るので、ほぼ毎日食べていました。
メイバランス
明治 メイバランスのHP
https://www.meiji.co.jp/meiji-eiyoucare/products/nutritionfood/meibalance_mini/index.html
食欲のない時は、メイバランスという栄養食品をとっていました。ドリンクタイプで味も豊富。今日はどの味にしようかなと選ぶのは、休職中の数少ない楽しみでした。
販売しているところがドラッグストアなど。ひっそりと販売されているので、少しわかりにくい時がありますし、全種類置いているわけでもないので、私はAmazonや楽天でセットを購入していました。
今でも普通に飲みたくなるくらい、おいしいです。
うどん
今日は自炊できそうだな、って日にはうどんをよく食べていました。茹でうどんと呼ばれるスーパーの冷蔵コーナーで一袋30円~50円くらいで売られているうどんです。
今では考えられないのですが、一袋食べるほどの食欲がなかったので、包丁で四分の一にカットし、それを焼きうどんにしたり、電子レンジで温めておつゆをかけて食べたり。
やきうどんに野菜やお肉を入れれば栄養バランスが多少良かったと思いますが、当時は野菜を切るのがしんどい、カット野菜を買うというアイディアがなく、実に貧相な焼うどんでした。
ありがとうウーバーイーツ
バナナとメイバランス、焼うどんのルーティンだった私の体重はみるみる落ちました。これはマズイぞと思ったのと、休職3か月目くらいになると食事の楽しさを思い出すことができて、もっとおいしいご飯を食べたいなぁと思うようになりました。
そこで、ウーバーイーツのアプリをダウンロード。
毎日ではありませんでしたが、自分のご褒美として時々食事を運んでもらっていました。
マクドナルド
ウーバーイーツの中で一番多く注文していたのが、マクドナルドです。私がしょっちゅう注文していたからか、それとも最寄りの店舗が表示されやすいのか、アルゴリズムが分かりませんがアプリを開くと一番上に表示されていた気がします。
そこで、あまり考えるとか、数多くの中から選択することも難しかったので、よくマクドナルドを注文していました。
私は好きなものをそればかり食べる傾向がありまして、マクドナルドといえば
てりやきマック
なんですね、なのでてりやきマックとポテトをかなりの頻度で注文していました。
ほうれん草のソテー
マクドナルドの次によく注文していたのが、ココスだったと記憶しています。その中でもほうれん草とベーコンのバターソテーをしょっちゅう注文していました。現在の私ならこれに加えてハンバーグやパスタを注文しますが、当時の私はほうれん草だけでお腹いっぱい(!?)我ながら信じられません。
自分以外の人が作ってくれたご飯って、本当にありがたい。袋を開けたら食べられるんですから。そして、運んでくれる人がいるからこそ、温かい状態で食べられる。ウーバーイーツがなかったら、私はもっと痩せて体力が落ちてたと思います。そうなれば外出する気にもなかなかならないし、気持ちも前向きになっていなかったと思います。
ほんとうに、ウーバーイーツありがとう!です。
まとめ
今でこそ、仕事の後に夕食を作ったり、食後にお皿を洗ったり、休日には平日の食事のための買い出しに出かけたりと、自炊をすることも、そのためのあれこれも割とできるようになりましたが、休職当時はそのどれもがおっくうで、自信がなくて、体力もなくて、その日そこにあるものを何とか食べている状況でした。
食べること、それにまつわる準備や後片付けを考えると本当に大変でした。
以前なら当たり前にできていたことが当たり前にできない現実に悲しくなったりと、楽しいはずの食事が自分から自身を奪うような感覚になっていました。悲しい…。心身のバランスが崩れる時って、こんな感じで些細なことから自身を奪っていくんですよね。
それを何とかやりすごすわけですが、元に戻る過程が個人差はあれど長期にわたることが多いので、心身のバランスを崩すっていうことは本当に気をつけておくべきだなって、改めて思いました。
スペシャルサンクス!
バナナ、メイバランス、茹でうどん、てりやきマック、マックポテト、ほうれん草とベーコンのバターソテー
今日はここまでです。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
本日もお疲れ様でした!