アラフォー。バリキャリになるつもりがうつになりました

うつで休職中、占い師さんに言われた一言で心が軽くなった話

こんにちは、ここいまです。

今回は会社の休職中に占い師さんに言われた一言、というテーマでお話します。

筆者紹介

バリキャリに憧れた仕事大好き人間だった筆者。仕事で自分を追い詰めた結果、心身の体調不良でドクターストップがかかり、休職へ。休職期間は1年以上に及び、大好きな会社を退職。5年弱の治療期間を経て寛解。

現在は別の仕事をしながら「ことばで心は軽くなる」をテーマに発信活動をしています。

注意

当ブログに記載していることは個人の経験、感想であり効果を保証するものではありません。

どうして自分はうつ状態になったのか?

休職を開始して、3か月を過ぎたあたりから外出できるようになった私は、電車に乗り仕事が忙しかった頃は行く時間のなかった場所へ足を運びました。

単館上映の映画を観たり、コスメを買いに行ったり、通勤とは真逆に行く電車に乗ってみたり。目についた路線バスに乗ってみたり。あんまりアクティブなことはできなかったのですが、いつもと違う風景を見ることがとても楽しく感じていました。

半日外出すれば、強い疲労で2,3日寝込むことはデフォルトだったのですが、そこは休職中の自由な身。外出して疲れるのが分かっているので、外出した帰り道は食料を買い込み、それを消費しながら自宅で休養しました。

話がそれちゃったのですが、身体が動くようになり、少しだけ考える作業ができはじめると常に頭に浮かんだ疑問は

「どうして私がこんな風になっちゃったんだろう?」

ということです。自称根性ある人間だと思っていて、ちょっとやそっとでは心が折れないことを自負していました。自慢することではありませんが、月に100時間近い残業をした時期がありましたが、身体はフラフラでも精神的に参ることはありませんでした。

休職直前の職場では、残業もなく、環境もよく、長年わたし自身が希望していた部署、希望していた役職にやっと就けたのにも関わらず。1年と持たずに休職する羽目になってしまった。

どうして、自分がこんな風になってしまったのか?心療内科の主治医の先生に聞いたり、臨床心理士の方と話した時に質問したりしましたが、腹に落とすことができずにいました。

誰かと話したい→そうだ占いをお願いしよう

休職中の1日は割と孤独です。友人知人は日中働いてますし、同僚、先輩、後輩にも仕事で迷惑をかけた負い目があって、自分から連絡を取ることはほぼありませんでした。基本的に一人で過ごしたいっていう気持ちもありますし。

なので、だいたい一人で外出するのですが、まれに話相手が欲しいなぁ、とおもうことがありました。

当時住んでいた所の隣が、都会のオシャレな街で、ある日そのショッピングエリアをあてもなく歩いていたのですが、誰かと話したいなぁという気持ちになりました。

すると、占いの看板が目に入りました。特別相談することはないけど、30分でもお話したいなぁと思い、飛び込みでいったところ、60代くらいの女性の占い師さんに鑑定していただくことができました。

どんな専門家の言葉より響いた一言

名前や生年月日を一通り聞かれた後、今のお悩み事は?と聞かれました。私は

「特に悩んでいることはないのですが、今休職中で…」

というと、占い師さんは

「ちょっとのんびりしたよね」

とおっしゃったんです。休職するまでに相談するタイミングはあったんじゃないの、もっと人を頼るとか、休めばよかったのにね、というようなことを結構はっきり。休職してからは、いわゆる腫れ物扱いをされることが多かったので、なんか新鮮だな、と思って話を聞いていました。

医学的観点ではなく、スピリチュアルな観点から見て、私の状況とか、休職している現状ってどう見えているのかな?と思い、

「どうして私はうつ状態になったと見えますか?」

と聞いてみました。するとその占い師さんは間髪入れずに

「心でやりたくないって思っていることを無視して、身体が無理した結果でしょ。」

「あなたがやりたかったことは、本当に、やりたかった仕事なのか?それとも、外聞とか見栄とか、収入面とか、本質とは違うところに執着があったんじゃないの?」

ズバズバ。スピリチュアルでも占いでもないんですが、あぁそういう風な考え方もあるなぁってなぜか腑に落ちたんですよね。

心と身体のアンバランス

っていう考え方が、私にとってアハ体験だったというか。それだけ心で考えていることを無視してたのかな、と認識させられました。

まとめ

残念なことに、その時観ていただいた占い師さんのお名前を聞きそびれてしまい、次に会うことは叶わないでいるのですが、不思議な一期一会の体験だったなと思います。

心と身体のバランスを取る

このことに気づかされて、ようやく、認知行動療法に取り組めるようになったんです。自分の思考のクセが、行動を選択しそれによって生きやすくなったり、生きにくくなったりすること。今までの自分は、人の話を聞いて最善と言われる行動を選択していました。世間が良い、という選択肢を取り行動する。

でもこれを続けていると、いつまでたっても自分の選択した行動に自信が持てないし、自分自身で選んだ人生を、生きやすく、生きることができないなって、そう思ったんです。

占い師さんの「心と身体のバランスを取る」この一言があったからこそ、自分自身の本当に感じている心の部分に向き合うとか、そこに癖があれば修正するとか、前向きに改善していこう!って思えました。

このアハ体験に至るまでに見聞きした多くの言葉やアドバイスが蓄積されて、占い師さんの一言で点と点がつながったのかもしれませんね。まとめと題しておきながら、どうまとめたらいいのか分かりませんが、孤独な休職期間中には、

・いろんな立場の人の言葉を(しんどくない程度に)聞いてみる

・自分自身と「対話」してみる

暗い自己否定から脱却し、今後は前向きに思考し行動できるように修正していく。このために必要だったのが上記の2つのコミュニケーション(対他者、対自分)であったのかなと思います。

 

今日はここまでです。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

今日もお疲れ様でした!

 

ゆるゆるのふわふわ

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