癒しの詩(朗読フリー)

完璧な青を求める

雲の間に見える 完璧な青を

のぞこうとしていたが

いつの間にか 雲の形に意味を求めていた

 

青空が完璧でないことも

雲が100-0(ヒャクゼロ)でないことも

分かっていたはず なのに

わたしは 青空に完璧を求める

 

孤独の共感を求めても

返ってくるのは 何億年後のことだろう

小さい壺の中で灰になっているわたしは

もはや 孤独を感じる権利すらないというのに

 

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ここいま
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