アラフォー。バリキャリになるつもりがうつになりました

うつになった原因とは?「環境の変化」

cocoimablog

こんにちは、ここいまです。

約1か月ぶりの投稿となりました。今回の投稿は、私がうつになった原因について数回にわたり考えてみます。

 

この記事を書いた人 ここいま

バリキャリに憧れる仕事大好き人間だった筆者。仕事で自分を追い詰めた結果、心身の体調不良でドクターストップがかかりました。休職期間は1年以上に及び、大好きな会社を退職することに。5年弱の治療期間を経て寛解。現在は別の仕事をしながら「ことばで心は軽くなる」をテーマに発信活動をしています。

この記事を読んで欲しい人、メッセージ休職を迷っている人、休職し始めたばかりの人、休むことに不安や罪悪感のある人に向けて「アラフォーの休職」の何かが参考になればと思います。

※当ブログに記載の内容は筆者の経験、私見に基づくもので、効果の保証をするものではありません。

うつになった原因「環境の変化」

 私がメンタル疾患を患うきっかけとなった原因の一つに、「様々な環境の変化」があります。そのうち、個人的に負担に感じたことを挙げてみました。

業務内容の変化

営業部から経理部、総務部、などこれまでこなしていた業務と全く違う仕事を任せられることがあります。私の社内異動もそういった感じで、これまで携わったことのない業務にチャレンジすることとなりました。

全くの畑違いではありましたが、数年前からその業務に強い興味を持っていたので、個人的に関連する書籍を読んで勉強したり、事例研究をしていました。

しかし…勉強するのと実務はやはり違いますね。本で見たことあるな、程度の専門用語を使うことや、業務を遂行するのはやっぱり難しかったです。もちろん、仕事の引継ぎや業務に慣れるための配慮、OJTはあったんですけどね。

自動車通勤から電車通勤

私がこれまで住んでいた所は自動車移動がかかせないところで、片道1時間かけて通勤はけっこう当たり前でした。学校を卒業して自動車通勤をすること10年以上。実は、電車通勤にあこがれを持っていました。(この感覚って、都市部にお住まいの人にはない感覚だと思うのですが、電車が1時間に1本しか通らないようなところに住んでると、電車通勤ってかっこいいな、なんて思うのですよ^^)

念願かなって電車通勤、初めての定期。最初はワクワクしていたのですが、想像以上の満員電車、通勤ラッシュに圧倒されました。

私が特に苦手に感じたのは、夏の雨の日の、湿度が高い電車内の匂い。また、乗客同士の距離が近いことも、これまでにない体験でなかなか慣れませんでした。

対お客様から対取引先様へ

業務内容が変わると、仕事をする相手、会話をする相手が変わります。私の場合、お客様と会話をすることが多かったのですが、異動したとたん、取引先様とやり取りする機会が圧倒的に増えました。

この感覚って、言語化が難しいのだけど、対お客様と対取引先様とで会話するスタンスとか、気の使い方とかが全く違うんですよね。

それになかなか順応できない私は、お客様に接客する感覚で、取引先様とやり取りしたので、様々なことが難しかった(ちょっとぼかしてます)

どうすれば環境の変化に対応できたか?

上記のような「困った」に対して、こうすれば良かったと思うことはたくさんあります。今だから言えるのかもしれないけど。タイムスリップしてやり直すなら、こういうふうにしたいです。

「結果」を出すこと急がない

業務内容が変わったことへの対処法。それは結果を出すことを急がない、ということです。

会社は学校じゃないから、ゆっくり待ってはくれないし、結果を出して貢献することを求めてくるけど、半年か1年くらいは上司の評価が芳しくなくても、自分を見失うほど仕事に没頭することはなかったかな、と思います。

上司の言うことが完璧に分からなくても、そのうち分かるだろう、くらいのゆるさをもって、仕事すれば良かったかもしれません。

 

時間をかけて移動する

自動車通勤と電車通勤の違いは、「電車は1分でも遅れたら乗り過ごすので時刻表にペースを合わせる。車は自分のペースで動かせる。」だと思っていて、満員電車も雨の日の湿度もそれは嫌だったけど、今思い返すと、電車の発車時刻に間に合うよう駅に行かなければ、の思いが結構私には感じたことのないプレッシャーだったかもしれません。しかも、出勤時間ギリギリの電車に乗っていたので、乗り過ごすと確実に遅刻するという、謎に強い負荷を自分にかけていました…。

最寄りの駅、会社に到着する時刻に余裕をもって家を出る。

この、書くのも恥ずかしくなるくらい基本的なことをやっておけば、時間に追われることもなく、また、満員電車や湿度のストレスを軽く発散してから仕事に取り掛かれただろうな、と思います。

誰かと話す、客観的なアドバイスをもらう

コミュニケーションスキルに関しては、私自身、そこまで不得意とは思っていなかったので、取引先様との会話がどうもうまくいかないことに結構ショックを受けました。自分で解決しようともがきましたが、何が原因で、どう対処すればよかったのかは、自分で答えを出したわけではなく、同僚のなにげない一言だったりしました。

ささいなことでも、こんなことで困っているんだよね、と周囲に話せばよかった。

そういうことを聞いてくれて、共感したり、アドバイスをくれる人間関係があったのに、他人の迷惑になってはダメだと思っていたため、ひとりで解決しようとして、結局休職する羽目になってしまいました。

困った、と縮こまらず、困った!あはは!くらいの感覚で楽観的に、そしてプライドを捨てて相談する。こんなことで相談したら能力不足だと思われないだろうか、なんて考えない。

そんな風にすればよかった!

まとめ

嵐の過ぎ去った今だから、こうして冷静に考えることができますが、当時は迷路に迷い込んだ感覚、そして強い自己否定の中で冷静に考えたり、色んな事に余裕を持ったりすることができませんでした。

思考の癖、というのはなかなか抜けきらず。

今でもふっと気が付くと、ひとりで抱え込んでいたり、自責が強くなったりするので、

そうじゃなくて、と誰かに話してみたり、いったん考えるのをやめて休憩したりしています。

私は数年憧れて、ずっと希望を出し続けた部署に異動できたものの、上記のような原因で1年も在籍することが叶いませんでした。これは今でも実は、心残りなんです。めぐってきたチャンスを自分のせいで逃してしまった、という感覚がまだ強く残っています。

次に、同じようにチャンスが巡ってきたときには、必ず自分のものにしたい!と思うので、この経験を活かして成長していきたいって思っています。

まだまだ、道半ばです^^

 

今日はここまでです。最後まで読んでくださりありがとうございます。

今日も、おつかれさまでした!

 

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ここいま
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