アラフォー。バリキャリになるつもりがうつになりました

うつを経験して好転したこと「人に好かれなくていい」

cocoimablog

こんにちは、ここいまです。

アラフォーになったからか、更年期障害なのか、これもまたうつ後の変化なのか?

気圧の変化によって頭痛が起こるようになりました(´;ω;`)今は鎮痛剤に頼っていますが、体質改善あるいは漢方、サプリ…なにかいい方法を模索しています。

今日は新たなテーマとして「うつを経験して好転したこと」についてお話します。

うつを経験したことで、長年勤務していた会社を退職したり、それによる収入ダウンなどなどさまざまな苦労がありましたが、これは良かった、と思えるものもあります。

ただそれはすべて、嵐が過ぎ去った今だから感じること。

渦中にいる方は、そんな風には思えないし、思わなくてもいいです!療養中に言われてありがたいものの辛かった言葉に「悪いと思える中に良いことがある」とか「超えられない壁はない」とかあったんですが、今苦しんでるのにそんなこと言われても…って感じでした。

こういうふうにとらえることができる未来もあるかも、ということでさらっと読んでもらえたら幸いです。

この記事を書いた人 ここいま

バリキャリに憧れる仕事大好き人間だった筆者。仕事で自分を追い詰めた結果、心身の体調不良でドクターストップがかかりました。休職期間は1年以上に及び、大好きな会社を退職することに。5年弱の治療期間を経て寛解。現在は別の仕事をしながら「ことばで心は軽くなる」をテーマに発信活動をしています。

【この記事を読んで欲しい人、メッセージ】休職を迷っている人、休職し始めたばかりの人、休むことに不安や罪悪感のある人に向けて「アラフォーの休職」の何かが参考になればと思います。

※当ブログに記載の内容は筆者の経験、私見に基づくもので、効果の保証をするものではありません。

私を苦しめ、成長させた人とのかかわり方

人に好かれたい!

うつ前の私はとにかく、人に好かれたい!で行動していました。なぜ、と言われても具体的に理由はないのですが、

・ともだち100人できた方が良い

・嫌われた経験、その時にした嫌な気持ちを味わいたくない

・人に良くすることは気持ちいいし、見返りを求めるきもちがある

みたいな感じでしょうか。

人に評価してもらいたい!

社会人になってからは、仕事が楽しく、また時間や手間をかけた分評価してもらいたい、という気持ちが強くなりました。お給料も上がりますし。

人からいい評価をされたい、っていうのは自然と沸き起こるものでしょうか?

なくてはならない存在だと思われたい!

組織の中で、自分じゃないとできない仕事はないほうがいい、と言われます。その人が欠けても代わりの人ができるとか、再現性の高いマニュアルを用意するとかが重要。

なのですが、もっとソフトな内容で、自分がいることで仕事がスムーズに回るだとか、生産性が上がるような存在でいたいと思っていました。

ずっと、そう思って仕事してきましたが。

会社を休職した時に、私がいなくても仕事が回っていることを体感しました。仕事において、自分の代わりはいくらでもいる、ただし家族や友人は自分の代わりはいないのだから、きとんと療養しよう、と思えました。

人に好かれなくていい

失敗してもいい

 うつを経験して、失敗したり、ドタキャンしたり、不義理なことをたくさんしました。離れていく人もいれば、変わらず仲良くしてくれる人もいました。

仕事面でもたくさん失敗しましたが…以前は失敗を責められるのが怖くて取り繕うことや、言い訳を一生懸命考えていました。

ある時ミスっちゃいました、すみません!と言ったけど、私が想像していた非難や叱責がなくて、あそうなの、と言われたことに拍子抜けしたことがあります。あれ?失敗しても自分が思っているよりも、叱責されない、ガッカリされないのかな?と実感しました。

凄く変な表現ですが、自分がやっている仕事って、会社の中では枝の枝の部分で、自分はおおごとに思っていても、そこまで大したことじゃないのかもしれない。また、私が失敗するように同僚や先輩、後輩も失敗するのだから、自分だけが失敗して迷惑かけてるわけじゃないと気持ちが楽になっていきました。

誘いを断ってもいい

 うつの治療中にあった出来事ですが、比較的元気な時に友人と食事の約束をする→前日まで緊張する→当日体調不良でドタキャンする ということが頻発しました。

食事や遊びに誘われたら、YES!かはい!しか選択肢のない私でしたが、体調が思わしくないとか、気分がのらない時にはお誘いを断ってもいいのだと経験しました。

ノリが悪くてもいい

 うつ前の私は、飲み会では最後まで参加する人間でした。2次会、3次会…。とても楽しかったし、同僚や上司の普段見られない一面を見ることができたりと、良い経験をしました。

うつを経験し、以前よりは馬力がきかなくなったきがする(こちらの記事をご覧ください)うつの後遺症「疲れやすい?」ことと、コロナ禍の外出自粛もあり飲み会自体が激減したことにより、ノリで参加するという行為が極端に減りました。

ノリ、って私はすごく好きな行動ではあるけど、本来は自宅でゆっくり過ごすはずだった時間を削って誰かと過ごすということを何十年と続けていったら、どうなるか?

たくさんの経験もできたかもしれないけど、ひとりで自分に向き合う時間や家族を過ごす時間、心身を回復させる時間がなくなっていたことでしょう。

それぞれに良い面があると思いますが、ノリが良いことのメリット、ノリが良くないことのメリットにそれぞれ気づけたのは、財産になりました。

まとめ

 わたしが会社を休職した時期が、ちょうどコロナ禍とかぶっているんですよ。なので、きょうここでお話したことは、うつで経験したこと×コロナ禍で経験したことのハイブリッドになっています。

人に好かれなくていい=人に嫌われてもいい、ということではなく、

人に好かれなくていい→人に好かれるために無理はしなくていい→自分を大切にする

ということかな?と思います。今日ここで話したことは、うつになったから、ということではなく、コロナ禍ひとりの時間を過ごしたここ数年で、多くの方が感じられたことかもしれませんね。

 

今日はここまでです、最後まで読んでくださりありがとうございます!

良い1日を♪

こちらもおすすめ

うつになった原因とは?「思考の癖」

 

 

ABOUT ME
ここいま
ご訪問頂きありがとうございます。音声配信stand.fmの配信者です。モットーは「いま、ここを心地よくいきる」です。