アラフォー。バリキャリになるつもりがうつになりました

心療内科初診から心療内科卒業までの経緯②

心療内科初診から心療内科卒業までの経緯①今回は、休職開始当時、私が一番知りたかったことをお話します。 いったい、いつになったら私は元のようにバリバリ働けるようになるんだろう?...

 

前回は心療内科初診から、約1年の経過をお話しました。今回はその続きから心療内科を卒業するまでを一気にお話します。

2回目の冬

音声配信アプリstand.fmを知り、配信者として活動を開始する。18歳でアルバイトを始めてから一度も「無職」の期間がなかったため、初めて無収入の時期を過ごしたことで金銭的に不安を感じる。日中は家事をこなし(といってもすごく適当)合間に音声配信を収録、配信する。夜に眠れない日の方が多かったので、23時ごろからライブ配信をする。おかげで孤独感は感じなかった。

心療内科は月に2回に落ち着く。体調面の不安は、眠気を感じないため、夜に眠れず早朝に寝落ちするまで起きていること。些細なことが非常に不安になったり、異常に罪悪感を感じてしまい発汗や動悸がふいにすること。

強迫性障害もまだ強く出ていた。症状としては、ポストに自分にとって良くない知らせが来るのでは?と不安で、ポストが気になって外出できないなど。

こんな状態が強くなったり、弱くなったりしながらも買い物以外はほぼ自宅に引きこもりで過ごす。

3回目の夏

正社員の就職を諦め、短時間のアルバイトを始める。1日4~5時間だったが、月に何度か体調不良で休む。勤務中は感じないが、仕事を終え帰宅すると頭痛が出て3時間以上寝ないと回復しない。

ルーティンワーク以外の業務が慣れない。どうしたらいいのか分からず過剰反応したり、確認行為をするために退勤後に職場に行ったり、電話で確認したりする。体調不良がぶり返した感じがあり、処方される薬も追加されたり、量が増えた。

心療内科に通院していることはオープンにしていなかったので、体調不良、の原因が上手く伝えられず申し訳なく感じながらも、仕事が楽しく、また人間関係も良好なため、自分が続けたいからということでアルバイトを続ける。

この時期が一番、心療内科の先生とコミュニケーションをとって、社会復帰に慎重になっていた。体調不良を起こさないか、動悸がしたりしないか、仕事でミスして落ち込むことがないか、本当に自分の体が心配で、また寝込んでしまわないかと不安で、主治医の先生に相談しながら仕事をしていた。

stand.fmでは収益化を達成。ブログとSNSも運用する。仕事の時間や体調を優先し、毎日更新にこだわらずに楽しみながら積み上げていくことを意識した。

4回目の春

心療内科の通院が月1回になる。気づけば仕事後の頭痛や、ポストが気になる不安はだいぶ減っていた。夜もよく眠れ、朝はやや苦手なものの決まった時間に起床ができるようになる。体調を崩したり落ち込みが続くことも激変し、仕事を休むこともなくなった。

仕事は契約更新でアルバイトからフルタイムになり、週に約40時間の勤務になる。担当業務が増え、仕事がますます楽しくなる。

4回目の秋

心療内科の卒業。

疲れがたまったり、なれないことをすると、確認を何度もしたくなったり、残業をしたりと無意識に自分に負荷をかけるので、注意しながら仕事をする。

冬に近づき日照時間が短くなり、気温も下がると、過眠傾向になるが(いくら寝ても眠い状態)ほかに苦しい症状もほぼなくなっている。

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超!端折って書いたので、今後補足していきたいと思います。

まとめていて改めて感じたことは2点、

①仕事を真面目にとらえたり、時間をかけたり、休みの日でも仕事のことをかんがえたとしても、まったくそうしなくても、結果はそれほど変わらない。

②冬になると体調を崩しやすいこと。

なので、冬は夏の7~8割くらいで生きています。子どもの頃から寒い時期が苦手で、なんとなく気持ちが前向きでないというか、気分が沈みがちでした。気合の問題と言われるかもしれませんが、冬以外は頑張るから冬は勘弁してって思っています。

「冬眠制度」があれば、迷わず選びます。春夏秋は1日10時間くらいなら働くので、冬は週2回の勤務にしてほしい笑

そんなことを考えていたら、そうやった働き方をされている方をフェイスブックで見かけて、ああ、こんな生き方がいいなと思いました。

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心療内科に通院を始めた時から5年弱の時間を費やしたわけです。この件がなければ、もっと稼げただろう、もっと行きたいところに行けただろう、色んな人と知り合えて、活動範囲が広がっただろう、と妄想することもありますが、

病気になる前と現在。どちらが幸福感を感じることができるか?どちらが感謝を感じながら生きているか?生きやすいと感じるか?と比較すると、圧倒的に現在の生活に軍配があがります。

ここいまポエムも生まれなかったわけですし。

身なりや持ち物は若干貧しくなりましたが汗 これはこれで身軽。

この言葉は、私が私だけに掛けられる言葉であり、他人様に同じように言えることではないのだけど

「わたし、こんな経験して良かったじゃん」

と今は思えます。よかったというか、今後の人生に必要だった。

だから5年弱の治療生活も、正社員じゃなくなったことも、収入が減ったことも、意味がある。ここからすべて、上がっていくだけ。

そんな風に思っています。

 

 

 

 

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