こんにちは、ここいまです。
とても、久しぶりにこちらの続きを書きます。
この記事を書いた人 ここいま
バリキャリに憧れる仕事大好き人間だった筆者。仕事で自分を追い詰めた結果、心身の体調不良でドクターストップがかかりました。休職期間は1年以上に及び、大好きな会社を退職することに。5年弱の治療期間を経て寛解。現在は別の仕事をしながら「ことばで心は軽くなる」をテーマに発信活動をしています。
【この記事を読んで欲しい人、メッセージ】 休職を迷っている人や休職し始めたばかりの人 休むことに不安や罪悪感のある人 休職や退職でいったん会社勤めから離れたものの、復職したい人 アラフォーの休職から社会復帰に至るまでに経験したこと、感じたこと、学んだことを綴っています。何かのヒントになれば幸いです。
※当ブログに記載の内容は筆者の経験、私見に基づくもので、効果の保証をするものではありません。
自分の居場所探し
バリキャリに憧れていた休職前の私は、仕事をする際、常に居場所を探していました。居場所、といっても「自分を高く評価してくれる場所」です。何をやっても他の人より要領が悪い気がして、人の2倍努力しないといけない、と思っていたので、自己肯定感は低かったのですが、理想は異常に高かったです。
また、私はドがつくほどの田舎出身ですので、TVで見る都会のオフィスに憧れていました。(当時住んでいた市内で一番高い建物はショッピングモールというのが嘘でないくらいの田舎です)
電車に乗って、エレベータ―に乗って、カードキーでオフィスのドアを開ける。
これって、なんてことのないオフィスだと思われるでしょうが、私にとってはなじみのないことで、異様に憧れたものです。
話が逸れましたが、働き始めて3年くらいたつと(もっとわたしを評価してくれるところはないかな~)なんて考えていました。
いつだって「ここじゃない」
石の上にも三年、と言いますが、3年経っても職場で覚えることや挑戦できることってたくさんあります。ですが、私は3年と言わず、とにかく早く仕事の全貌を自分でやってみたい気持ちが強くて、一通りやり方を知るとその場所で働き続けることに、少しだけ飽きてしまいました。
もっと効率よく、もっと効果の上がるように、と工夫するのも好きなんですが、この場所以外でもっと挑戦したい、知らない仕事をやってみたいという気持ちは常に持っていました。そして田舎コンプレックスとでもいうのか、一度は大都市で働いてみたいなという気持ちもあいまって、とにかく昇進だ、そうすれば道は開けるとばかりに、がむしゃらに働きました。
今考えると、実力に見合っていない無謀な挑戦をしたと思うので、もっと経験を踏んでから次のステップへ進むというような働き方をすればよかったのかもしれません。
流れ着いた先は予想外に良かった
いつだってここじゃない、もっと挑戦できるところへ。
そう思い働き、一度は夢が叶いましたが挫折し、休職を余儀なくされました。その後数年して、アルバイトから社会復帰を試みました。
正直申し上げると、この私がアルバイト…!と思いました。もっと、私にはできることがたくさんあって、もっと実力を発揮できる仕事が別にあるんじゃないか?そう思いながら目の前の仕事をこなしました。
悲しいことに、以前のようにバリバリと働けなくなっていた当時の私はアルバイトの4,5時間でさえヘトヘト。仕事も最初はうまくできなくて、情けなく思ったこともあります。
しかし、反省を踏まえて、目の前の仕事を丁寧にやってみよう、もうできた、と思っても、もっと工夫できること、効率化できることはあるんじゃないかと、ステップアップしたい気持ちを抑えて、継続して仕事に取り組みました。そのうち、心身の体力が戻ってきました。
そうすると、上司から別の仕事を任されることも増え、好奇心とやりがいと共に働ける時間が増えていきました。
とりあえず、と始めたアルバイトが本当に楽しく、面白く、フルタイムへを契約変更。今の職場でこんなに長く働く予定ではなかったです。でも流れに身を任せたり、今までと違う考え方で働いたりするとこんなに面白いこともあるんだ!
今の職場には感謝です。
まとめ
休職前の私は「おかれた場所で咲くなんて、向上心がない」って思っていたんです。
今でも半分それは思っているし、半分はそうじゃないって思います。人の性格で決めればいいし、わたしのように人生の中でこの時期はおかれた場所で咲くけど、場所を求めて移動しまくる時期があってもいいんだと考えが変わりました。
「おかれた場所で咲くけどこれは当たり前の現象ではない」かな。
どんな状況も永遠に続かないから、今の状況でベストを尽くす。これがしっくりくるかもです、私にとっては。
久々に書いたら、少し長くなってしまいました、最後まで読んでくださりありがとうございます。それでは良い1日を!
ここいま