あくまで個人の経験ですが、参考になればと思い、心身の調子が良かった時から心療内科を受診するに至った中で、体調がどのように変化したかをまとめました。
春 部署異動に伴う転勤、引っ越し。希望しかない!
春 めっちゃ調子いい!バリキャリなるぞ!!!
初夏 なんか…ゲップ出る…お腹空いてるのに。仕事めっちゃ楽しい!最高!
夏 頭痛が頻繁に起こる!胃痛もする!でも仕事めっちゃ楽しい!最高!
夏 頭痛、胃痛、生理不順。仕事忙しいけど、楽しい!最高!
夏~秋 胃痛、頭痛、生理不順、不眠、確認行為がしんどい。でも仕事楽しい!最高!
秋 上記に加えて、朝起きられない、確認行為が酷くて始業時間に間に合わない、人の話が理解できない、何を話したらいいのかまとまらない。とっさの判断ができない。なんとなく、会社に行きたくない。お酒をいくら飲んでも酔わない。仕事はまだ楽しい。
初冬 上記に加えて、頭に霧がかかったように感じる、服がやや奇抜になる、散財する、身体が常に重い。何もないのに涙が出てくる。人の目が気になる、不安と恐怖でオフィスに行けない。配送の伝票1枚書くのに2時間かかったので、さすがにヤバいと思い、ネットで調べて心療内科を受診する。服薬が怖いのと、診断名を告げられないので、服薬拒否。病院も行かない。まだ仕事に未練がある。
冬 ここにいては申し訳ない気分になる。オフィスに行けないので、エリア内の別オフィスにて仕事する。おいしいスイーツが喉を通らない。誰と話しても泣きたくなったり涙が出るので、別の心療内科に駆け込む。すぐに休職するように指示され、診断書を書いてもらう。上司と面談。
冬 休職開始。20時間寝る。
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最初に気になったのが、ゲップがすごく出るということでした。ゲップがですぎて困る、なんて人に話してもどうだかな、と思ったり、会議の途中で出たら恥ずかしいし。そんな感じでよくトイレの個室でゲップしてました。
その次に頭痛、胃痛、生理不順です。これらは前の部署でもプレッシャーの感じる仕事をする時はしょっちゅう出ていたので、何とも思いませんでした。プレッシャーのかかる仕事をしてこそ一人前、と思って市販薬に頼っていました。
次に、睡眠障害や、確認行為が出てきました。ある日突然症状が出た、ということではなく徐々に出て気が付いたら、生活に支障が出るくらいになっていました。当時の私は、不眠気味なのも子どもの頃からで自分の性質だし、確認行為が酷いのも性格の問題だと捉えていました。
記憶力の低下、文字が理解できない、人の話が理解できない、人の目が気になってちょっとした作業をするのでも不安や恐怖を感じるようになってからようやく「しんどいな、おかしいな」と思うようになりました。寝つきが悪く、寝てもすぐに目が覚めていたので、睡眠不足のせいかな、とも思いましたが、それにしては、同僚と話す話の内容が理解できないなぁ、と感じました。
これはマズイ、と決め手になったのは、大好きなカフェで大好きなプリンを食べようとしたら、まったく飲み込めなくなって、残してしまったこと。
そこから色々とあって、2件目の心療内科の先生に診断書を書いてもらい、休職に入りました。
不幸自慢がしたいんじゃなくて、メンタルが削られる過程って、じっくり、ゆっくりなのと普段でも出るような症状(頭痛とか胃痛とか)が気が付けば毎日現れたりして。自分の非常事態に気が付きにくいです。こうしてみると、初夏から何となく症状が出てましたが、それを半年も放置してしまいました。
心療内科の治療も早期発見、早期治療が症状を長引かせないことに重要なのです!でも私は気が付かなかったし、自分の性格だ、体質だと適切な治療を受けることを先延ばしにしてしまいました。
少しでもおかしいなぁ、なんかしんどいな、と思ったら専門医に診察していただくことがわたしは大切かなって思っています。