勝手なもんだ
守るものでがんじがらめのくせに
一人の男として とか 言うんだ
最後の恋というなら
一緒に傷つきまくる覚悟はできた?
どれだけ心地よい言葉も 自分に酔うための麻薬だと
わたしは知っている
だけど一瞬でも こころが柔らかくなる瞬間を味わった時
わたしは嘘の世界でしばらく生きようと思った
あなたが笑う時 苦しくなった
苦しそうな時 ホッとした
わたしは嘘の世界の住人にはなれない
結局覚悟ができないのはわたしだった
来世 通りすがったら 恋に落ちてもいいかもね
それまでは あなたのこと
嘘でも幸せにしてあげない