自分だけ 自分だけと思うんだ
歩いてきた道が まっすぐでないこと
こんな自分でも幸せになれるだろうか
幸せになっていいのだろうか
夕日がきれいだと思っても
雨の音が心地よいと思っても
どこか 心の隅が 痛くなる
でも 前を向かなきゃいけないんだ
自分は 幸せになっちゃいけないんじゃないかと思っても
反省がまだ足りないと思っても
反省しているそばから 人生は削られていく
終わりに向かっていく
手放しの幸せが欲しいけど
おとなになっていくにつれ 背中に
見えない重りがついていく
それでも
笑うんだ 自分を幸せにしなきゃいけないんだ
もう このままでいいやと思っても
本当は 布団を被っていたくても
笑うんだ 何でもないふりして
まっすぐの道を歩いてきたふりをして
笑うんだ
背中の重りが重くても
心がどうしても晴れなくても
無理やりにでも前を向いて
これまでも前を向いてきたという顔をして
笑い続けるんだ