こんにちは、ここいまです。私は心療内科に5年弱通っていました。5年前、バリキャリになりたかった私が心身の体調不良に陥り、心療内科を受診することにしました。沢山ある心療内科のうち、どこに通院するか?ということで5つの判断基準を作りました。
今回は、③治療方針の記載があるについて深堀していきます。
①自宅、または勤務先に近い
②診療時間が比較的長め(土曜日も診察しているところ)→訂正 休診日が比較的少ない
③治療方針の記載がある
④HPに診察室の風景画像が掲載されている
⑤予約不要
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心療内科を受診しようと思う、と相談した時に尊敬する方のうちのひとりからこんなことを言われました。
「心療内科の薬を飲んだら、おかしくなる」
この主張は今も正解かどうかは、私には分かりません。心療内科で処方される薬は脳に作用するんだろう、そしたらどうなるのか?不安は大きかったですが、それよりも当時の得体のしれない不安、心配で夜に眠れない方が辛かったので、私は心療内科を受診し、必要であれば、処方箋を出していただこう、と思いました。
とはいえ、尊敬する人のこの一言は大きくわたしの心にズシンと来ました。そこで1人で考えて、出した答えは、
・正直に「薬を飲むことが怖い」と先生に打ち明ける。そこでの対応をみて、通院するかどうか決める。
・治療方針を見て、服薬に関する先生の価値観が記載されているところを探す。
ということにしました。
過去の記事
で病院を2,3に絞り込み、HPで院長紹介やブログなどを読みました。実際に診察を受けてすぐに休職を勧められて(というよりも「休みなさい」だった)そして服薬の話になった時。今でも憶えています。
わたし「薬を飲むのは、怖いです。副作用とかないですか?人格が変わるとか。」
先生「薬で人は変わりません。自分を変えられるのは、○○さんだけです。」
…今その光景を思い出しても涙腺が緩んでしまう…。
服薬はなるべく少な目がいい、という希望も否定せずに聞いてくださいました。普段薬を飲まないわたしからすると、かなり多めの処方が出た記憶がありますが、私は納得していました。
この薬を飲むとどう自分に良い効果があるのか、効き始めるタイミング、副作用について分かりやすくお話してくださったからです。
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服薬の是非については私はさしたる価値観を持っていないので、話すことはありませんが、私にとっては当時、服薬をしたことであんなに眠れなかったのに眠れるようになった!ということが本当にうれしくて、身体が楽になったことは良かった~と感じていました。
私の場合、プラセボ効果が大きかったと思います。これが効くんだから!と服薬して、それで安心する。初診で薬を飲むことについて言われたことと、私が納得のいくように話をしてくださったのが大きかったのかな、と思います。
服薬に関しては、先生の治療方針のひとつであり、HPに書かれてあった理念どおりに接してくださったんだな、と感謝しています。院内のあちこちに飾られた、手作りのぬいぐるみや季節の飾り物。私が通っていた心療内科は、認知症の方も多く通院されていて、その心温まる飾り物は、きっと患者さんたちのプレゼントなんだろうなぁと、毎回心がホッコリするとともに、先生は愛されているんだなぁ、と感じたものです。
先生、お元気かな?住む場所が変わり、街でばったりはないけど、先生のお人柄と治療方針がわたしを元気にさせてくれたのだと、思っています。
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今日はここまでです。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
次回は④HPに診察室の風景画像が掲載されているについて、お話します。