さみしい、
さみしい。
どんなに満たされていても
どんなに満たしても
さみしい、さみしい。
夜明けに 浅い夢を見る
もう会えない友人と遊んでいた
「あなたにとって私は いい友人でしたか？」
勤めていた会社で仕事をしていた
「私はもっと うまく立ち回れたのではないですか？」
私がもっと 上手に生きられたら
私がもっと 人に優しくできたなら
私がもっと 私がもっと
たくさんの本を読んでも
誰かに相談をしても
さみしい、さみしい。
背中にふっと 冷たい風が吹く
どんなに満たされていても
どんなに満たしても
さみしい、さみしい。
私がもっと 私がもっと
上手に生きられたら
人に優しくできたなら
あのことやこのこと 諦めなければ
このさみしさは
感じないですんだのでしょうか
私がもっと 私がもっと
