癒しの詩(朗読フリー)

心に一筋の光を届けられるように

貸していただいた この器

この器を 大きく育て

こつこつ こつこつと磨いていく

 

心に一筋の光を届けるために

この世のすべての感情を ひとり ひたと受けとめる

悲しさ さみしさ 辛いこと

悔しさ 憎しみ やるせなさ

器に影が差すほどに どう在りたいかが見えてくる

 

この世のすべての感情を 両手拡げて受けとめる

優しさ 愛しさ 面白さ

うれしさ 楽しさ 心地よさ

器に光が差すほどに 感謝の涙が溢れてくる

この世のすべての感情を 余すことなく味わうことで

多くの襞(ひだ)をたずさえながら

しなやかで 強くて あたたかく

大きく深くて とっても軽い

美しい 美しい器になるだろう

 

自分のものではない 借り物の器

降り注ぐ 光も影も 受けとめる

 

いのち尽きるまで未完成の この器

誰が見ても 見ていなくても

こつこつ こつこつ こつこつと

こつこつ こつこつ こつこつと

命捧げて磨いていく

 

 

 

 

ABOUT ME
ここいま
ご訪問頂きありがとうございます。音声配信stand.fmの配信者です。モットーは「いま、ここを心地よくいきる」です。