さまざまな色に染まってきたから
その気持ち、分かるよ。なんて
簡単に言えない
喉まで出かかった言葉を飲み込むのは
きっと 君にがっかりされたくないから
いつだって 自分本位
君の気持ちは 君にしか分からないのだけど
どんな色か どんなトーンかくらいは
イメージできるほど大人になったよ
君の心の色合いを
どれだけわたしが説明しても
君が欲しいのはもっと ほかのこと
どんな言葉も 空回り
鼻がツンとするのは
1月だからじゃなく 君のせいだ
どんな色でも美しい
どんなトーンでも美しい
言葉ではいくらでも言えるけど
君の心がそれをどう評価するかが見えないから
わたしはいつもいくじなしになる
手元にある四角い箱が 暗転したら
情けない顔して困ってるわたしとバッチリ目が合った