癒しの詩(朗読フリー)

神様のためいき

同じ空の色 同じ雲の形

一瞬として同じ時はなく

それは 私たちの心模様のように

たえず ゆれうごく

 

神様、

ためいきをついたんだね

空が みるみる グレイになって

太陽が見えなくなった

神様、

今日は ためいきをついていないね

空には太陽だけが 輝いているけれど

ちょっと さみしそうにも見える

 

神様、

ふーっと ためいきをつく

ふっと ためいきをつく

大きな雲 小さな雲

分厚い雲 薄い雲

いろいろな ためいきの形

空に浮かんでいる

 

神様も ためいきをつくのなら

わたしたちにんげんも ためいきを

たまにはついて いいでしょう?

下を向いて ついたためいきは 悲しいけれど

上を向いて ついたためいきは 深呼吸

深呼吸を たくさんすると にんげんは元気になるから

 

神様もどうぞ、

大きな深呼吸をしてくださいね

まずは 大きく空気を吸ってから

上を向いて 「ふーっ」

 

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ここいま
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