動きの遅くなったパソコンに向かって
ことばを形にしようとする
わたしは難しい言葉を知らないし
哲学は本の中からでなく
傷ついたり傷つけられたりする中で
学んできました
何度も失敗をして
何度も後悔をして
泥沼でもがき続けて
なんとか這い上がってきました
ですので、
わたしから出ることばは
綺麗な宝石ではなく
形になるかと思って
素手で磨いた泥だんごです
大きさはまちまち
いびつなところもあります
この泥だんごを少し崩して
種子を植え 時々水をやれば
何かの芽が出て花が咲くかもしれないし
おいしい実をつけるかもしれません
あなたはこの泥だんごに
何を求めているのでしょう?
この泥だんごが あなたにとって
望んでいる何かになりますように