どういう道を歩んでも
必ずここに辿り着くことは決まっていた
間違いなどなく
ただそういう道というだけ
弱いのではなく
守りたいものがあるから口をつぐんだ
自分だけが上手く生きられないような
自分だけが損をしているような
幸せだと言葉に出してみても
自分を騙しているような気がして
決して開けることのない引き出しにある
あの魔術を使えば
豊かになれるかもしれない
だって周りはそうしてる
だけどそれを心が許さない
なんて不器用な生き方
よろしよろし
笑っていればうまくいく
自分が飲みこめばうまくいく
いつだってそうやってこなしてきた
上を見ちゃいけない
下を見すぎてもいけない
誰とも比べない自分を
演じなきゃいけない
いつまでも心ここに決まらない
そう迷うけれど
どういう歩き方でも
必ずここに辿り着くようにできていた
だってそうでしょう
あなたは生かされている
あなたは護られている
懐かしいと感じることが
いくつもあったでしょう
所詮舞台
所詮瞬き
どうやってあがいてもいい
どうやってもがいてもいい
すべてあなたが選んだこと
そして道は必ずここに辿り着くから
よろしよろし